飯豊山荘
小国町大字小玉川663-3 tel 090-5234-5002(衛星携帯電話) ※冬期休業
マタギ =ブナの森の狩猟民=(小玉川小中学校展示室より) 祖先から受け継いだ伝統を守って長く厳しい冬に耐えた樹々がいっせいに芽をふきだし、飯豊の山々に遅い春が訪れる。一番にブナの森へ入るのがマタギ(狩人)である。 飯豊の自然の幸を求める人々を熊の脅威から守り、地域の人々を守るために熊 と闘うマタギ。 山の厳しい掟としきたりを受け継ぎ、長い間伝統を支えてきたものは、いつの時代も変わらない、山の神への信仰心と、人と人との結びつきである。 熊狩りの儀式 山日待 春の山仕事、狩猟の前に『山の神』に安全を祈る儀式 山の神むかえ それぞれの猟場で決められている山の神の神木に一日の安全と豊猟を祈る。 感謝の祈り 熊猟の後は、皮、頭、心臓を供えて、無事猟が終わったこと、豊猟であった事に感謝の祈りを捧げる。 マタギの使命 マタギは縄文時代からの狩猟民族の系譜を伝える『生き証人』とも言われている。 ブナの森は、はるか昔から鳥や獣のすみかであるとともに、人間に自然の恵み、山の幸を与えている。それを大切にする事は、谷はざまで生活する人々にとって、明日に生きる手段であり、義務である。 祖父伝来マタギが、熊の適切な駆除と繁殖をコントロールしてきたが、それは人々を熊の脅威から守り、豊かな暮らしを守るためである。 この集落が続く限り、熊との闘いは続く。マタギ魂をしっかりと守り、後に続くものたちに伝えていく事が、今マタギと呼ばれる者の責任となってくる。